庇護雑記

嘘たち

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軽々しい言葉とか優しさとか信用できないからやめてって思ってたのにあなたは一人ではないのですとか、今までよく一人で耐えてきましたねとか言われると何かがずさあーーって崩れて行くのがよく分かる
所詮は虚勢を張っているだけでこの形をとどめていることがもう精一杯だからそんな言葉をかけられたらあっという間に溶けてっちゃうじゃん。ちゃんとまた成形してくれるの?無責任だな。騙されていくこうやって
細かく隅々まで全てに神経が通ってしまっているからどうでもいいことが私にとっては全然どうでもよくない。イヤホンのコードが絡まってるのにお構いなしにそのまま耳に突っ込んでる人いるけどそういうの信じられないし、糸が絡まっててもそのままにしておくことができなくてもう解けないくらい丸まって糸口を引っ張り出すこともできないのにずっと糸口探し続けて結局見つからないなんてこともザラだ
無駄にしてる。もっと自分の思う通りに自由に生きていきたいのにバチバチと敏感に察知してしまうから一つ一つが頭から離れない。私の存在なんて他人からすればどうでもよくて、日本人口の1の数を担ってるくらいの、それだけの力しか私は持ってない。警察署の前に「今月の交通事故」とか書いてあるけどそこに3と書いてあった。名前を呼ばれることもなく3人がひとまとめにされて無機質な真っ白いチョークで書かれて、月が過ぎれば消されてしまう。あのボードを見るたびに切なくなる。だけど私もきっと予期せぬタイミングでバーンって死んで、少しは悲しんでくれる人もいるかもしれないけどすぐに忘れられちゃうような半透明で無力な人間でしかない気がする。それでも誰かの一瞬の言葉とか一瞬の仕草が引っかかると私はいちいち気にしたり傷ついたりその人のことが心配になったりしちゃう。杞憂であることもあるけどでもたまに助けてあげられる場合もある。自分のこと愛せない代わりに人のために犠牲になったって構わないからいま、一つ聞きたいことがある。だけど私は必要とされてない。
てか自分を先に早く治せやって感じなんだけど。
本当は助けてもらうより誰かを助けたり支えたりする方が好きだ
それなのに如何せん腕が細いから。
 
もう昔なんていう括りになっちゃうのかな。どんどん年月が過ぎていって遠くの過去になっていっちゃうのが嫌だ私は鮮明に覚えてるのに。あの時頼られて嬉しかった。なんでも応えてあげたかった。私が助けてあげようって思ってた。全部理解してあげたかった。でも無理だった。違ったんだもん。最終的に傷ついたのは私だけどでも少なからず傷つけちゃっただろうな
それがずっと心残りで