庇護雑記

嘘たち

あおぞら



なんか。
まあ不安に決まってるよね当たり前だよね
笑ってる自分が嫌いだ
おまえ、わらうなよ、なんて思ってしまう



例えば誰にでも好かれる明るくてかっこいい男の子がいたとしてその子が口を開かない限りは親の負債を押し付けられて夜逃げまわって売り飛ばされそうになった過去をその道化の姿から想像するなど全くの不可能だよね
あるいは華やかでキラキラした女の子が完全に愛の冷め切った環境で育ってきて、過去に飲んだガソリンと口が切れた時の血の味を今でも鮮明に覚えてるだなんて、きっとその彼女を演じている限りは誰も知る由もないよね
たくさんの人がいてそれと同数の表の顔があってそれ以上に裏の顔があってそこに内包されているものは数え切れないほどの嘘嘘嘘嘘嘘
みんな嘘ついてるでしょう
知らない方がいい嘘

世界の構造を考えるとそれぞれの意識の数だけミルクレープ状に薄く重なってるように思える、気持ち悪くなってきた
私の目玉を通した世界が青だとするならば向かいのあの人はグリーンで、あの子はピンクあの人はオレンジ先生は赤きみは紫、みたいにみえてるかもしれないよ?世界が何色かだなんて確かめるには他者の意識の中に入り込むしか方法はないけどそんなの不可能で、それなのにたくさんの人が同じ星にて酸素吸って太陽と月を繰り返し眺めてる、なんだか怖い
ミルクレープの上のイチゴになりたいなら世捨て人になればいい、きみは立派なイチゴだ。でも大抵のミルクレープにはイチゴなんて乗ってませんけどね。

弾かれたら終わり、な世の中でどうやって生きていくつもりなんだきみは?いつまで足枷を外せずに鎖を引きずってんだよって話だよね
どこまでも孤独ならばその穴を埋めるだけの力を持たねばならないのに何も持ってないじゃないかバカか?
銃を取れ、なんて表現をしたら頭脳警察を思い出しますけれども私が銃なんてぶっ放そうものなら反動で腕折れる痛いの嫌だ


何の話だかわからない?
私だってわからんわ勢いで打ってるからな



ただめっちゃ辛いんで、めっちゃ苦しいんで、指が動くままにスマホを虐待してるんだよね予測変換が物騒でごめんなiPhone5c

なんでつらいの?なにがくるしいの?
って考えると目を背け続けたこの感情の塊に躓くんだよなやっぱり。乗り越えられそうな気配は全く感じられないので多分私は長生きできないと思います、あ、今すぐとかそういうわけじゃないから大丈夫ですけど、でも押しつぶされて耐えられなくていつか散らばるんじゃないかって思う、いろんな人から生きろとか、長生きしてとか、絶対死ぬなとか言ってもらって本当に嬉しいんだけど何も見えなくなった時その人たちの顔と声を思い出すことができるかな、できなかったらごめんね



でも私頑張ったと思うの
自分の尺度でしかはかれないけど
自分で頑張ったとかいうのダッサイけど
情けないけどめっちゃ甘ったれだけど
22年頑張ったと思うの
こんなことを考えてると勝手に感情の水滴が零れ落ちるんですよね気持ち悪いな、感情の息の根を止めてやりたいわ

私花マルがほしい
よくがんばりましたって花マルをもらえてたあの頃が遠ざかっていってもう私は二度と誰からも花マルなんてもらえない気がして。