庇護雑記

フィクションだから。

the last Nagomu gene escapes from the underground.



20151125
新宿ロフトへ挫・人間のワンマンライブを観にいった。
ざにんげん、とは?
サブカル王子とか気持ち悪いサカナクションとかキュウソとかまっての中間みたいな感じとか言われたり言ったり書かれたりしてるけども個人的には、なんだろ

これっていう位置付けはまあそう簡単には出来ないけど、漠然とした表現をするならばインディーズ界のパイオニア的ポジションにいると思ってる、私はね

内省性、攻撃性をブラックボックスで変換して最終的にとてつもなく大きな愛に収斂させていく音楽だと思うわけ、あの人たちが作ってるものは。そーゆーものをみせていただく機会ってのは、そうそうない。ないよ。でも友達に聞かせたところで面白いねとかホント変なのばっか好きだよなお前とかで終わっちゃう。その先の表現まで目を凝らしてくれないのが残念すぎると思いつつ、簡単に乗ってこられたらそれはそれでおおぅ、と思っちゃうだろうから趣味の合う友達と内緒で享受してるいまのスタンスが一番ちょうどいいと思ってる

挫・人間のライブほど前日楽しみすぎてるんるんしちゃうのは初めてだ、不思議なことに。たとえ好きなバンドでもライブ当日になるとあぁ今日行くのめんどいなって思う時ある。その心境全く理解できないってよく言われるけど自分でも全く理解できない。自分で自分に引くわ。本当に好きなのかよ。ドライかよ。
でも挫・人間は何故だか前日からときめきが止まらないのであった

そして私は通常よりも体力がないし病弱だしライブ後は記憶喪失になるから大抵ぼんやりとしかライブの流れ覚えてないけど、挫・人間は「あれ面白かった」とか「あの場面で泣きそうになった」とか割と鮮明に覚えてる。なんでだろ、がちで好きなんだろうな。ひたすらあの時間が楽しくて、メンバー皆が本当に愛しくて、まあ年が近い分応援しがいがあるっていうのもあると思うけど、やっぱり核の部分への突きささり具合がハンパじゃない。魚の小骨レベルじゃない。鯵の開きで骨をバーって剥がした時のあの骨がずばずば突き刺さってくる。あんだけ分岐してると簡単には抜けないよね。一大事だわ。普通死ぬわ

なんの話だ?

一番安易で使い古されたナンセンスな言葉で言ってしまえばいわゆる中毒性ってやつだ。楽曲が沁みすぎるんじゃ。やめてくれ。いや、やめないでください
あと人としての魅力、これとても大きいと思う。いまドラムが正式メンバーじゃないけど、あの人ものすごくバンドの雰囲気にぴったりだから是非とも正規メンバーになっていただきたい。あの4人のバランス、恐らくだけどあれ以上のクオリティはないと思う。グループにおいてキャラのバランスってかなり重要で、極論そのバランスが崩れたらもう終わりだと思ってる、それはバンドだけじゃなくてあらゆる場面で言えることだと思うんですけれども。

ゆえに逆に言えば別のドラムの人になってしまったらどうなるんだろう?って感じ。杞憂ならいいんだけど何度もメンバーチェンジしてる中で今が一番だと個人的に思う。

あ、それで冒頭のインディーズ界のパイオニアなんて思う所以を説明するとエンターテイメント性が強すぎるとこ。まずこれ一つめ。あんな面白い人たち他にいます?いや、いない。っていう。それからワンマン感をあまり感じないところ。バンドってどうしてもボーカルとその仲間たちって感じになりやすいけどそれがない、気がする。個々が目立ってて活躍しててそのベクトルがバラバラだからどこみてても楽しい。あと除霊。ライブで除霊を行うことで生まれる独特の一体感。除霊対象があってもなくても下川くんの除霊に加担してやろうって気になる。てかなんだこの恒例除霊。面白いにもほどがある。
こういうあらゆる方面で沸かせられるという点を鑑みてファンの贔屓目を通して捉えると結果パイオニアとなってしまうわけ、よいです。いいじゃん本当にそう思ってるんだから。彼らは本当に良いです。今のまま爆走してほしい。メジャーとか決まったら泣いてまうな。うん。

だいすきがんばれ 挫・人間