庇護雑記

フィクションだから。

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ハイエナの口から滴っている血をみてあれは私の血だ、と思った
ハイエナは捕らえた獲物の骨まで噛み砕いて有機成分を吸い出してから吐き出すらしい。骨まで砕かれるのかよ。たまったもんじゃねえ。屈葬よりも圧倒的に悲惨なんですけど

なんていう比喩ですらリアルに感じられてしまうような、そんな感じ、をね。みたところ。死肉を漁るなんて表現で使われるけど幸い私はまだ死んでないし、本気出せば余裕で逃げられるような気もするし、食い尽くされてたまるかっていうか駒になんてならねえよ、という進学校ヤンキー魂(by 靖子ちゃん)がむくむくと膨れ上がっている次第であるわけです
面白い言葉。気に入ってる


半年ぶりに連絡を入れた友達と長電話というものをした。長電話という行為がまず久しぶりすぎて新鮮味すら感じた。
人の声というものはなかなか変わらないもんで、スピーカーから聞こえてくる声が昔となんら変わりなくて嬉しかった
この子は自分にとってどんな存在なのかと問われるとよく分からない。でもいなくならないでほしい、と思ってる。幸せになってほしいとも思ってる。本当に苦労を重ねてきた人だから
昔ありえないレベルの喧嘩をしたのにこんな風になれたのはお互いに大人になったということだよねなんて言って、喜ばしくもあり切なくもありなんとも複雑な感情をぐるぐるさせながらそれでも話すことはやめられなかったわけで

またひとつショックなことを知った
どうにもできないことだけどそれでもやっぱりショックなものはショックだった。その事実は私と彼女の心の奥底で永遠に鍵をかけておこうと思った。それが一番正しいことである気がした。その時が来たら笑顔で虚像を塗り固めればいい。誰も壊せないくらい頑丈に何重にもコンクリートで塗り固めて、中身なんて誰もわからないようにしてあげることしかできない
人生というものはペシミストの私が考えていたよりも遥かに残酷なものに感じられた
眠れなくて朝日を目に映している自分を心底情けなくて愚かな人間だと思った


全部嘘にしてしまおう、という言葉を思い出した。全てのカードが裏返ればまた新しい物語が始まるはずだから、って
だけどさ、新しい物語は全てが逆さまに描かれていくんでしょう、全てが逆さまな世界のお話なんでしょう
それって簡単に言えば地獄なんじゃないかな
少なくとも天国には程遠いところだよ