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庇護雑記

フィクションだから。

冷たい花

 

 

軽く心配されるのは正直嬉しいけども

だけど過度な心配はかけられないから本当のことなんて言えなかった。言うつもりもなかったけど

嘘なの?って言われたら嘘なのかもしれない。少なくとも真実ではない。だけど演じることに慣れてしまった私はコントローラーが手元にある限りは周りが望むピエロを糸で操るのだ

私はそれでいい、適度に本音は言えているし根っこの部分までは掘り下げられないけれども私はそれで十分だ

きっと土をかき分けて根の一番端まで引っ張り出してしまったら二度と咲けないし二度と立てない

苦痛を養分にする代わりに花を咲かせられるなら私はそれで構わない

美しくない、歪んで濁った色の花になるかもしれないけどそれはそれでひとつの個性として愛でられる日を信じて太陽の光を浴びたい

 

いつの日か