庇護雑記

フィクションだから。

さよなら人類

 

自分がもし大学になんて行かずに自分のやりたいこと全てに手を出していたら、今とは全く違う人生を歩めていたんだろうか

進学しない、なんていう選択肢なんてなかった。そもそも一つの道しか見えないようになってた。それが今の日本の正解だったからだ。当然の如く大学進学希望者は100%だったし、浪人を除いた全員が大学に行った。

 

あの4年間という、10代と20代を繋ぐ若く新鮮な時間と、親が私に注ぎ込んだ400万弱の学費の全てを別のことにまわしていたら?

23歳の夏を目の前にして、今さら価値観が揺らいできた。私はなんのためだったんだろう。なんのための4年間だったんだろう。もっと違う生き方が出来たはずなのに。もっと早く爪痕を残すことが出来ていたかもしれないし、大きな挑戦だって出来てたかもしれなかった。

変えられない過去を嘆いたところでなんの生産性もないことは分かっているけれども、つまらない大人にだけはなりたくなかったのに早くもつま先が底のない沼に入っているような気がして、走り出さないと何かが決定的に手遅れになる気がした

 

 

大企業に勤める人に以前あった。一応友達ではあるが、私は猜疑心の塊だから彼女が優越感に浸りたいがために私をあの場に引きずり出したんじゃなかろうかと思ってしまう。ああいうタイプの人たちは、結局金にしか興味がないんだ。あーだこーだ理想論と社会への文句を並べたところで、いわゆるの勝ち組に属する彼女はその世界観を支配するものから抜け出すことは出来ないであろう。好きなことやって生きればいい。そうやって生きていくことくらい誰にだって出来る。誰にだってできることがあの子らには出来ないのだ。プライドが絶叫して自由を妨げるからだ。

 

私はあなたに何をされたって構わないんだから、ね。

いつか猫を飼って狭いアパートで暮らしたいのよ

それがきっとしあわせだなんて私は思っているのだけど。

 

私の好きな曲を書いて歌うあの人は、いつも私の求めてるものを歌ってくれて、なんだか自分は間違っていないと思わせてくれるからもっと好きになる、そのサイクルを何百回繰り返しただろうか。

 

他人の人生だから、金と結婚するもよし、金にまみれるもよし。別に私には関係ないし。

ただ私は自分の力で掴みたいもの、それを手中に収めるまでは絶対に流されることなく私は私の道をゆく、と改めて誓った。 

 

 

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