庇護雑記

嘘たち

書を捨てよ町を喰らえ

 

職場のヤバい男に気にいられるという事故が起きる確率があまりにも高すぎる。まじで納得がいかない。こんなもんただただ理不尽じゃねえか。脳内では「気持ちわりーんだよ、死ね」と直接言うシュミレーションが幾度となく行われている。いまは脳内でとどめていられるが、いつ口からそのまま出ていくかはわからない。もはやその時はその時で、どうでもいいやという気持ちもある。逆にもう言ってみたい。言った後に漂う激ヤバな雰囲気と凍りついた同じ部署の人々の顔を想像するといろんな意味でゾクゾクする、最高かよ。絶望的だろう、その絶望をわたしは見せつけるだけの力があるんだ

たまに取り返しのつかないことをやってみたくなる時がある。自分が台風の目になって、徹底的にすべてをぶち壊したくなる。これがわたしの中に眠って時折顔を出す、破壊衝動というやつか。趣味ではあるものの、西洋占星術の知識がついてきたのでそういう時は「あ〜〜わたしの12ハウス火星が暴れてる...」と客観視することでなんとか昇華させている

とはいえ一方的に餌食になるとかメチャクチャに納得がいかないのでわざと全ての人間に愛想を振りまいたり即席で作った不思議ちゃんキャラ()を演じてみたりもする、それはそれでハチャメチャに疲弊するし素に戻った時の自虐衝動が凄まじくてこれまた精神の消耗が激しい。どうしたらいい、なにが正解だ。お前の正解とわたしの正解は同じではない、お前の正解なんかいらない。わたしだけの正解しか今はいらない、そんな顔でわたしのこと見ないで

それにしてもこの世の中自分の気持ちで頭がいっぱいな人間が多すぎませんか。いちいち色んなことに気を遣っていることが本当にアホらしく思えてくる。猛獣に手足をじわじわ食われているような苦痛だ。そんな目に遭ってもなお黙ってエサでいろというのか。結局この世界において若い女なんてエサ以外の何物でもないですよね。知ってますだからこんなにもすべてを壊したい、傷つけられた分の倍は傷つけ返したい。こういう奴らは私の屍の上で陽気に歌でも歌うのだ。ブルースなんか歌われた日にゃ、わたしの破壊衝動は抑えられない