灯火
ちょっと悪魔やってみたら面白かった。
私わかるから、わかっちゃうから。ごめんね
何も言ってないのにわかっちゃうの不思議だなあって他人事のように思ってた。そういうの久々だから懐かしむ気分にすらなる。このままでいいのかな?いいわけがないな?でも、なんか、もうどうでもいいじゃん。ずっと私だけに優しくしてればいいから。
1年くらい治ってたのに急にぽわんと自分が離れてしまってフリーズ状態になっちゃってごめんなさいだったけど先輩たちがとても親切な人たちで助かった。偏見とかあって当たり前だと思ってたけどそんなもので苦しまなくて済みそう。課長の皆で支えていくっていう言葉がありがたすぎた。生きてていいと思えた。すこし。
喋った。あーゆーのってどういう意図なんですかねって。別に腑に落ちる答えが得られたわけじゃないけど若干精神的にゆとりができたのはただ言いたいだけだったんだと気付いた。言いたかっただけだ。灰になりかけた残骸が完全に灰と化す前に眼前に出したかった。ボロボロの今にも崩れそうなものの形をなんとか私以外の人間にも認識してもらいたくて、これがただのグレーの粉だなんて言われたくなくて、
きっと必死だったんだと思う
過去になる前になんとかしたかった
深淵
いろんな変化が起きたり新しい経験が増えた
坂道をゴロゴロボールが転がっていくみたいに毎日がめまぐるしくて正直全くついていけないし、出来ることなら自分だけの世界と空間に閉じこもる生活に戻りたい、、と思ったりもする。未だに。
海辺で花火をした
火花を散らしまくった後まとめて捨てようとした道具の中に転がっていたさっき買ったばかりのチャッカマンは私が拝借した
私の右手の指がひっかかっているこの引き金を引くだけで青い炎が簡単に飛び出して、全てを灰にしてくれるんだと思ったら強い味方を手にした気分になった
この青い炎も遠くの青い君も私を強くする盾だ
私には私にしか見えない盾がたくさんある
戦える あと少しなら