庇護雑記

嘘たち

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

朝の心臓が溶けていくような動悸がきついから眠るのがいやだ。いま化粧水の青い瓶が落ちて透明のキャップが割れた。 美しすぎて壊したくなるって発言したのはとても人間味を感じて好印象だった。きっとたぶん、大切に丸くして磨いて守り続けてきたものだとし…

童話

一人の少女がいました。 少女の頭の中には、幼い頃に目をじっと見つめながらナイフを握って近付いてきた乳母の顔がしっかりと焼きついていました。その瞳と銀色に光るナイフの冷たさは一瞬にして少女の五感に刻み込まれ、いつでも少女はその鋭利な痛みを鮮明…

灯火

ちょっと悪魔やってみたら面白かった。 私わかるから、わかっちゃうから。ごめんね 何も言ってないのにわかっちゃうの不思議だなあって他人事のように思ってた。そういうの久々だから懐かしむ気分にすらなる。このままでいいのかな?いいわけがないな?でも…